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About me...

​生きるを
描く

この世界に、人間が生まれるよりずっと前からある命。

空を飛ぶもの。海を泳ぐもの。大地を駆けるもの。
木々の間で息づくもの。


それぞれが、それぞれの生を生きている。

静かに。力強く。しなやかに。

Shikunuは、そんなイノチを持つ生きものを描いています。

なぜ
トライバル
なのか

僕にとってTribalは、単なる模様でも、絵の技法でもありません。

自分が、自分らしく表現するための道を与えてくれた世界です。
 

絵を学ぶために入った学校には、絵が好きで、その世界に強い思いを持って来た人たちがたくさんいました。


僕は、最初から明確な目的があったわけではありません。

課題に追われ、うまくいかないことも多く、それでも自分なりに食らいつきながら過ごしていた頃、トライバルという表現に出会うことができました。


民族や部族の文化の中で古くから受け継がれてきた模様。

土地や文化によって形や意味を変えながら存在してきたその世界と、黒で描かれる力強い表現に魅了されました。

そして僕は、生き物とトライバルを組み合わせることで、自分なりの表現へと広げていきました。
 

卒業後はデザイン会社で3年間働き、その間、トライバルを描くことはありませんでした。

会社を辞めて地元に戻り、「自分は何をしたいのか」「自分には何ができるのか」を考えたとき、もう一度思い出したのがトライバルでした。
 

僕にとってトライバルは、『アートの世界へ自分を引き上げてくれた』存在そのものです。

そして、もう一度、自らの手で人生を歩みだすことを許してくれた世界です。

だからこそ、僕はトライバルという表現を人生をかけて続けます。

意味と
想いと
願い

Shikunuという名前には、「生きる」という意味を込めています。

僕が生き物を描くのは、生き物には、「生きる」ということそのものの強さがあるからです。
 

動物たちは、自然の中で自らの生を生きています。

食べる。走る。眠る。闘う。子を残す。

その一瞬一瞬に、生命そのものの力がある。

一方で人間は、夢や理想、仕事、お金、愛、責任、趣味、誰かのため、自分のため――さまざまな意味を抱えながら生きています。

それは、人が築いてきた素晴らしい世界です。
 

けれど、その複雑さの中で、「ただ生きる」という感覚を見失うこともあるのではないかと思っています。
 

だから僕は、生き物を描きます。

生き物を、自らの生を生きる存在として。
そしてその姿を通して、見る人自身の中にある生命にも触れたいと思っています。

共に生きながら、
形を変えていく

Shikunuでは、生き物と模様を一つの画面に重ね合わせます。

生き物は自然界に存在する生命。

模様は、人間が自然や生命と向き合い、畏敬や感覚を形にしてきたもの。

その二つを融合させることは、自然と人間の関係そのものを描くことでもあります。

自然と人間は、別々に存在しているわけではない。

影響し合い、変化し合いながら、ともに形を変えていく。

僕はそこに、生命のような自由さとしなやかさを感じています。

だからShikunuにとってTribalは、完成された一つの様式ではありません。

生き物のように、変わっていい。

時代とともに変わっていい。

自分自身が変われば、表現も変わっていい。

共に生きながら、形を変えていく。

それが、僕にとってのTribalです。

生きるを考える

にとって、生きるとは、

目の前の一瞬を大切にすること。

そして、その一瞬一瞬に、どれだけ魂をかけられるか。

だと思っています。


だから僕は、作品を通して答えを与えたいわけではありません。

お金か、愛か、仕事か、夢か。

何を選べば幸せなのかを決めたいわけでもありません。

ただ、その人自身の人生という、長くて短い一つの物語を、

力強く、幸せに、生きてほしい。


そのための何かを、作品から受け取ってほしい。

自然や空、海、そこに生きる命たちに目を向けるきっかけになってほしい。

そして、自分自身もまた、生きている存在なのだと感じてほしい。

作品が誰かの生活の中に入り、その人の魂に寄り添い、前へ進むための力になる。
 

かつてTribalが、にそうしてくれたように。

生命を描き、生命を渡す。

それが、Shikunuです。

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©Shikunu Tribal

by Shikunu Tribal.

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